タクシーの転職 プログラマーの仕事に嫌気が差してドライバーになった話

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プログラマーの仕事に嫌気が差してドライバーになった話

今回は、タクシードライバーになった元プログラマーの方にお話を伺いました。なぜプログラマーを辞めたのか、なぜタクシードライバーを選んだのか、その気持ちの変化と生活の変化の全てをお話してもらいました。

転職理由:
プログラマーの仕事は不規則そのものでブラックだった
とにかくブラックな職場だった

プログラマーの仕事は基本的に朝9時から夕方6時までの勤務でよかったのですが、開発が行き詰まったり、クライアントからの要望で機能が追加されているのに納期が延びなかったりすると現場のプログラマーである私たちにしわ寄せが来るのは仕方がないことのようでした。

人間関係で苦しいことはなく、みんな、上司も同僚も一緒に大変中開発をして、プロジェクトが終わればみんなで飲んで楽しんだり、ストレス発散したりすることもありました。ただ、その職場と関係がない他の会社の友達にその話をしたところ、「ブラックじゃない?」と指摘されて異変に気づき始めました。

夕方6時で仕事が終わらないときは深夜11時や12時まで開発をし続けて、デバッグと修正を繰り返し、毎日少しずつ開発が進んでいくような感じでした。しかも、プロジェクトが終わっても職場のみんなとの飲み会があり、飲み会が嫌な人にとっては確かにブラックだったかもしれません。

一度そうなのかもしれないと思ってしまってからは、TwitterやFacebookでいろんな人の意見に触れて、PythonやJavascriptを扱うプログラマとしてはやたら薄給だったということと、残業代がほとんど払われていなかったということで、いよいよ良くない状況だと理解してしまいました。

不規則な環境で大変だった

毎日ではないですが、夜中の11時まで仕事をしていると当然、次の日は寝坊してくる人もいたり、そのために更に時間がずれ込んで遅くなってしまったりすることもありました。幸いみんなで寝坊することもあるので、寝坊しても叱りつけられることはなかったのですが、作業がその分時間まるごとずれ込むと当然生活は不規則になります。

ときには会社に泊まり込みで作業して、そのまま朝を迎えて作業しないと通常の生活スタイルに戻せないこともありました。個人的にはそういう生活を大学生の頃からしていたので抵抗はなかったのですが、当然ネットで話をしていると「それはいけない」とか「不健康すぎる」とか言う話になり、やはり何かおかしいのかもしれないと思うようになりました。

うつ病のようになって退職することに

ある時、開発していたプロジェクトがクライアント都合で完全になくなることがありました。その開発のために個人的にかなり時間と体力を費やしたのですが、その分理由もなく中止になってしまって、心の中で何かがぷつんと切れてしまいました。

そこからは、何を依頼されてもプロジェクトはなくなるかもしれないと不安に思うようになって、なかなかコードを書き出したり、修正したりする作業が進まず、仕事が雑になっていきました。そうした辺りから早起きもできず、食事も取れないような状態になって、立ちくらみで倒れて救急搬送され、過労とうつ病だということで退職になりました。

タクシードライバーを選んだ理由

同じく不規則ならタクシードライバーが良さそうだった

不規則な生活に関してはストレスはなく、昼夜逆転していても何もストレスではないのですが、その仕事が何の役にも立たず、努力が報われないかもしれないと思うようになるとうまく行かなくなってしまうという私の個性、性質がわかりました。

そこで、一度仕事を受けてしまえば送り届けさえすれば仕事を完遂できるタクシードライバーを選ぶことにしました。もっと環境の良いコンピュータ関連の職場やフリーランスでの活動も考えましたが、報酬や終わりの見えない仕事は向いていないということでタクシードライバーをすることにしました。

父親がタクシードライバーをやっていた

このタクシードライバーの仕事を勧めてくれたのは、当時、定年退職後に趣味程度にタクシードライバーをしていた父親でした。私の性質もよく分かっていて「とりあえずやってみたら良いじゃないか」ということで、紹介してもらい父と同じタクシー会社に勤務することになりました。

タクシー会社と聞いて最初は偏見がものすごく、異常に大変なのではないかと思いましたが、職場のみんなクルマ好きで、何かしら問題を乗り越えてきた人が多く、ほとんどストレスはない職場でした。プログラム関係の職場ではなかった朝礼や制服の存在が少し面倒でしたが、学生生活に戻ったみたいで新鮮でした。

車の運転が好きだったので向いていた

プログラミングをする傍ら、オンラインで車のレーシングゲームをよくやっていました。DiRTRALLYやAsphalt7などパソコンのものも、スマホのものも好きで良くプレイしていたのもきっかけとなり、タクシードライバーをすることになりました。さすがにレーサーになるのは無理だと分かっていたので、せめて車に触れるタクシードライバーをしようということになりました。

これが大正解でした。どれだけ車を走らせていても全く疲れず、不規則な生活は慣れているので苦痛もなく、お客さんを乗せても変な人はほとんどいないのでびっくりするほど働きやすいです。タクシードライバー独特の勤務スタイルはまだ少し違和感がありますが、プログラマー時代の不規則さに比べたら何ということはありません。

収入がそこそこ高くて安心できた

タクシードライバーをはじめて一番驚いたのは収入が数倍良いという点です。プログラマーをしていたときは月収18万円でしたが、タクシードライバーを始めてからは固定給で20万円、歩合給で15万円くらいはもらえるので、単純計算2倍のお給料になりました。

何よりこの給料の倍増で仕事のやる気も、心の曇りも晴れていきました。世間からはタクシードライバーなんて都落ちだなんて言われることもありましが、プログラミングをしていたときの倍以上の収入なのでなにも苦になりません。

仕事に慣れてきた最近では月収の最高記録を更新し、1カ月で50万円を超えることもありました。歩合給があるので、たくさんお客さんを乗せればそれだけ稼ぎになります。前職にはなかった福利厚生もあり、ボーナスも少ないながらももらえるので転職先にタクシードライバーを選んで良かったと思います。

 


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