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三和交通タクシー|ハイサービス日本300選を受賞

最終更新日 2021年3月8日

監修・著者 株式会社しごとウェブ 佐藤 哲津斗

三和交通が提供する完全予約制の定額プランは、横浜市内のいずれかの地点と羽田空港を結ぶ長距離便です。羽田定額料金により、長距離でもお得に空港まで向かうことが可能です。

予約制であるため、事前に公式サイトで必要事項を入力するか、予約センターや各営業所で予約しておく必要がありますが、別途高速料金お支払いは空港まで快適にタクシーの利用できます。

羽田空港には、国際便はもちろん地方からの各路線が成田空港よりも多く到着するため、家族を出迎えたり地方に出張で出かける際には、かゆいところに手が届く非常に便利な定額便です。

定額便以外にも、9000円を超える額は1割引きになるなどの遠距離割引もあり、長距離も安心して任せられます。ドライバーは、各営業所エリアや県境を超えたドライブにも対応します。

ハイサービス受賞もある信頼のタクシー会社

サービス産業の競争力を強化するために、国家的なプロジェクトとしてスタートしたのが日本ハイサービスです。

公式サイトでは、「イノベーションや生産性向上に役立つ先進的な取り組み(ベストプラクティス)を行っている企業・団体を表彰・公表することで企業・団体の一層の取り組みを喚起し、優良事例を広く普及・共有することで、サービス産業全体のイノベーションや生産性向上を促進すること」を目的としている、紹介しています。

お客様の満足度やサービス内容を指数化することで、どの企業やサービスが有料なのかを一覧化し、消費者がより優良なサービスを受けられるようサポートするのが狙いです。

三和交通は2004年に「ハイサービス日本300選」を受賞し、営業規模を拡大してサービスを続けています。三和交通が評価されたのは、「お客様が乗ってから降りるのでいかに快適に安全にその空間を提供していくか」を重要視し、サービスの質の向上に細やかに取り組む姿勢です。

研修方法や覆面モニター制度、インセンティブなどに工夫を凝らすことで、設定した接客マニュアルの確実な履行に取り組んでいることが挙げられます。

ドアを開ける仕草や荷物の積み込み、領収書やお釣りを渡す際の仕草、車内の景観をマニュアル化するところから始まり、三和交通専属の覆面モニターがマニュアルの履行具合をチェックします。再教育の実施はもちろんのこと、優良ドライバーには報奨金の付与も行うことで、ドライバーを意欲的にマニュアル履行に取り組ませています。

なぜマニュアルを守る必要があるのか、その理由を店員にドライバーに説明することや、年に一度の社内接客コンクールを実施することで、サービスの徹底や営業所内の連帯を強化しています。

ドライバーからすると、覆面モニターがいつ持ってくるか分からないことが緊張する理由になりますが、マニュアルの履行にしっかり取り組んでいるとそれもきちんと評価されるため、会社がやりがいのある職場づくりに取り組んでいることが見てとれます。

三和交通配車アプリもあるから便利

横浜、多摩地区、埼玉エリアで運営される約600台の三和交通タクシーで、アプリで簡単に呼び出せるようになりました。

行き先入力や現在地表示はもちろんのこと、事前の料金見積もり、予約までもこのアプリ一つでこなせます。

三和交通アプリは月額会員制システムも導入しており、アプリ内からサブスクリプションとしてプレイパスを購入することで、入会特典500円分の無料乗車料金や、対応が特別潰れる乗務員が優先的に配車され、さらには三和交通が比較するオリジナルツアーの予約も優先的に参加できるようになります。

通常のアプリ利用でも、予約や空港定額に対応していますが、横浜家埼玉エリアで三和交通を非常によく利用するという方には、より上質なサービスを受けるために有料でアプリを利用する、という選択肢もあります。

2018年10月には、笛でタクシーを呼び出す「タクシーホイッスル」を発案し、クラウドファンディングサイトで開発支援を募っています。

タクシー配車アプリよりもさらに簡潔でシンプルなタクシーホイッスルは、笛を吹くだけで近隣を走る空車の三和交通ドライバーに位置情報が伝わり、自分の居場所がわからない場合でも簡単にタクシーを呼び出せます。

スマホを操作するどころか、取り出す手間さえ必要なく、スマホの操作が苦手なお客様でも一瞬でタクシー呼び出しが可能です。

この笛型の端末とスマホをBluetooth接続し、笛を文字通り吹くか本体のボタンを長押しするだけで、位置情報がサーバーに送信されます。

実用化はまだ先の話ですが、三和交通の画期的なサービスを生み出す一面が見られる、非常に斬新なアイデアです。

陣痛119番は事前に登録を

かかりつけの病院や緊急時の連絡先を事前に登録しておくことで、スムーズに病院まで送迎するサービスが、三和交通の陣痛119番です。事前登録は必須であるものの、陣痛がきたら電話するだけで病院へと連れて行ってくれます

三和交通は、まず最初にかかりつけの病院に本人が連絡し、担当医師の指示を仰ぐよう勧めていますが、実際に2018年には3,000件の登録、150件以上の利用がある等、一定の成果を上げています。

タクシー内で出産したケースにも対応した実績があり、横浜、埼玉エリアにお住まいのお客様には、万が一の選択肢として人気のようです。


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